【vol.2】日常と非日常の間へ。『うれしい悲鳴をあげてくれ』。エッセイ&短編小説55編。

-古本屋ATrACT-書籍図鑑vol.2

うれしい悲鳴をあげてくれ

作者:いしわたり淳治
発表年:2014
出版:筑摩書房

1997年のデビュー代以降、“ことば”の可能性を切り開き続け、今もっとも注目される
作詞家として活躍のジャンルを広げるいしわたり淳治の小説&エッセイ集。
どの収録作をとってもドラマが存在し 、読み終わった後にニヤッとしたり、ぞっとしたり、
キュンとしたり、すっと納得できたり、5分に1度、腑に落ちる爽快感がたまらない1冊。
文庫化に際して、単行本時未収録のエッセイを「ボーナス・トラック」として追加収録。

いしわたり淳治が主人公なような、

そうでないような、

現実とフィクションが7:3くらいの温度感の、

エッセイのような、

小説のような。

ものがよく見えるようになった。

気がする。

総評:91%

オススメ度:★★★★★