ロックラシックバンド’BIGMAMA’厳選オススメ曲ランキングbest10!!熱烈新米マザコンが精選!

‎2017年、キャリア初の日本武道館公演で大成功を収めた’BIGMAMA’。
今回は、そんな今最注目のロックラシックバンド‘BIGMAMA’の魅力を徹底紹介!
ファン歴は1年と浅いがこの一年は’BIGMAMA’に捧げてきた熱烈新米マザコン・吉野シンゴが厳選に厳選を重ねて大決定した‘BIGMAMA’厳選オススメ曲ランキングbest10をご覧ください!
コレさえ聴けば、あなたも「マザコン」の仲間入り!

 

どうも、新米マザコン・吉野シンゴです。
お母さんいつもありがとう。
こういうことがさらっと言えてしまう息子(私)って素晴らしいですね。

さて、今回はそんな新米マザコン吉野が
いま最注目のロックラシックバンド’BIGMAMA’の厳選オススメ曲10選をご紹介します!
ちなみに’BIGMAMA’ファンのことを「マザコン」と呼ぶそうですよ。

‘BIGMAMA(ビッグママ)’とは…

2004年東京八王子にて結成。
2006年デビュー。
メンバーチェンジを経て2007年に現メンバーに。
構成メンバーは
金井政人(ボーカル・ギター)
柿沼広也(ギター・ボーカル)
リアド偉武(ドラムス)
安井英人(ベース)
東出真緒(ヴァイオリン・キーボード) の5人。
彼らはバンドサウンドにヴァイオリンを組み込むことでロックとクラシックを融合させ、全く新しい音楽「ロックラシック」を奏でる「ロックラシックバンド」!
2017年、現メンバーとなり10周年の節目に初の武道館公演!
そして2018年、遂にメジャーデビュー。
今後ますます’BIGMAMA’から目が離せない!

 

私が’BIGMAMA’と出会ったのは2016年の4月。
大学に入学した吉野シンゴは、後の-秘密結社ATrACT-音楽支部長・タクミと運命の出会いを果たした。
音楽通の彼から様々な音楽を紹介してもらった中で、私の胸に響いて響いて止まなかったのが、

そう、’BIGMAMA‘である。

彼らの重厚でありそれでいて流れるように滑らかなメロディ、そして心に突き刺さる詩に、すっかり虜になってしまった私は、直ぐさま’BIGMAMA’の全アルバムを借りた。聴き漁った。
そう、私は一瞬にして「マザコン」になったのだ。
2017年10月15日。タクミと共に’BIGMAMA’史上初の武道館公演にも参戦。最高でした。

 

そんな訳で、ここ一年で’BIGMAMA’の音楽はかなり聴いてきたつもりです。
まだファン歴は1年と浅い新米マザコンですが、
一生懸命に厳選に厳選を重ねてオススメ曲ランキング10をつくってみました。
是非この機会に彼ら’BIGMAMA’のロックラシック世界に触れてみてください!!

それではランキングいってみましょう!

‘BIGMAMA’厳選オススメ曲ランキングthe10!!

 

第10位:ただ、二人だけの。

『秘密』BIGMAMA

唇に指を当てて 耳元で囁く
ありふれた言葉達が 今では宝物

第10位!ただ、2人だけの曲『秘密』。

「君の描いた絵にはいつも何故か 背中に大きな羽が生えてて
僕はきっと君がどこか遠くへ
羽ばたいて行ってしまいそうな気がしてたのかな」
出だしから不穏な空気が漂うこの曲。
詩に描かれているのはただ大切だった人との別れ

「失って初めて気づいたことばかりさ」とは『alongside』の歌詞ですが、
この世は本当にそのようなものばかりなようで。
「君」がいなくなってはじめて、何気ない瞬間が2人だけの大切な「秘密」だったことに気が付きます。

初っ端からの壮大なサウンドとは裏腹に、
繊細で切ない歌詞に酔いしれる一曲。

終盤、金井さんが耳元で囁いてくれる「シークレット シークレット」は必聴ですよ。

「夜空に浮かんだ星(きみ)を目掛けて
虹を描けば また逢えるのかな」

楽曲データ
タイトル:秘密
アーティスト:BIGMAMA
発表年:2011
収録:6th single『秘密とルーシー』,4th album『君がまたブラウスのボタンを留めるまで』

 

第9位:生きてくことは面倒臭い。だけど死ぬほうがもっと面倒臭い。

『俯瞰show』BIGMAMA


生きてくことは面倒臭い
だけど死ぬほうがもっと面倒臭い
着の身着のまま流れ行くままに

上を見上げて劣等感、下を見下し今度は優越感…
どこまでも当事者意識がなく、自分を遠くから俯瞰してしまう…
第9位は、そんな誰もが持ってるダメダメな心の奥底を歌った曲『俯瞰show』。
高いところから見下して眺める「俯瞰(show)」と普通なら感ずるはずの物事にさして感じなくなる「不感(症)」が掛かってますね。

もう、全てがどーでもいい。
誰もが一度はそんな風に腐った時期があるのではないでしょうか。

そんな病んでしまった心を、この曲は気怠さマックスで歌い上げてくれます

2番のサビ前が、メロディもテンポも歌詞もどうしようもなく気持ち悪い(褒め言葉)。
「此処だけの話もうどうだっていい
世界の終わりなんてどうだっていい
僕が気持ち良く眠ってる間にどうぞ終わらせて」

「後悔とアソコは先に立たず」。このフレーズお気に入り(笑)

電車内に所狭しと並べられたおもちゃの数々。可愛い。
この曲は現実逃避のお手本のようなPVもとても素敵なんです。

腐ってもう何もしたくない時にでも聴いてください。

「もう全然感じないんです」

楽曲データ
タイトル:俯瞰show
アーティスト:BIGMAMA
発表年:2012
収録:9th single『風船夫婦の俯瞰show』,5th album『君想う、故に我在り』

 

第8位:爽やかが過ぎて背筋が凍る。

『春は風のように』BIGMAMA

季節は巡り時は流れて全て忘れてしまうのかな

第8位!春の風のように爽やかに駆け抜ける「お別れ」の曲『春は風のように』。

「春は風のように 桜の花を散りばめて
鮮やかな絨毯を 二人寄り添って歩こう」
幸せいっぱいにスタートする楽曲は要注意。コレ鉄則です。

イントロから軽快なバイオリンの音色に乗りながら、
春 夏 秋 冬。2人の物語が季節ごとに語られていく。

だんだん不穏な空気になってくるのはお約束。

「冬が来るたびに あなたの事を思い出す
この手の温もりを忘れる事が出来なくて
また」

爽やか過ぎて背筋が凍る。

楽曲データ
タイトル:春は風のように
アーティスト:BIGMAMA
発表年:2012
収録:5th album『君想う、故に我在り』

 

第7位:あー、本当は照れ臭いけれど。あー、歌にしちゃえば平気なんだ。

『母に贈る歌』BIGMAMA


あー 本当は照れ臭いけれど
あー それなりに感謝してるよ

第7位!タイトルそのまんま『母に贈る歌』。

ビッグママが歌うママの歌ですね!
母の日ライブでは恒例の一曲です。

「母への感謝」という何とも歯がゆいテーマですが、
ビッグママ流のステキな照れ隠しでコミカルに奏で上げてくれます

「あー 本当は照れ臭いけれど」の「あー」が良いですよね。
“あぁ”でも”嗚呼”でもなく「あー」。
なんだか気が抜けちゃいます。

私の母も、痴呆てしまうときが来るのかなぁ。
私も間の良いツッコミはその日までに練習しておくことにするよ。

「あー 本当は照れ臭いけれど あー 歌にしちゃえば平気なんだ」

楽曲データ
タイトル:母に贈る歌
アーティスト:BIGMAMA
発表年:2012
収録:8th single『母に贈るCD』,4th album『君がまたブラウスのボタンを留めるまで』

 

第6位:だから、僕らは幻想をし続けても良いんだ。

『ILLUSION』BIGMAMA

せめて僕らは綺麗事を並べよう
ほら世界は美しい

第6位!この美しい世界に祝福をILLUSION』。

最新16th single『DOPELAND』収録のカップリング曲。
このシングルに収録された曲でこの『ILLUSION』だけ武道館で披露されなかったのでちょっとショックでした…
でも次回公演は武道館でやり逃した曲を中心にセトリ編成されるそうなので期待大!!

イントロを聴いた瞬間、キラキラと輝いた世界が目の前に広がります…!

「it’s not an illusion」
この世界の輝きはillusion(幻想)なんかじゃない。
だから、僕らは幻想をし続けても良いんだ。
世界はこんなにも美しいのだから。

そして、目に見えるものが全てではない、というメッセージも込められていると思いました。
「エンドロールのその後に僕らは何を語り合おう
愛 勇気 夢 希望 目には見えないものばかり」
目に見えぬものこそ。イメージの無限の可能性を感じさせられました。

1番のサビでは
「せめて僕らは綺麗事を並べよう」
ラストサビでは
「そうさ僕らは綺麗事を並べよう」
更に更に前向きになっていく構成も素晴らしい。

とにかく、世界は美しいんだよって事がこれでもかってほど歌われます。
こんな曲を聴いて下向きのままいる方が難しい!
最近、なんか沈んでるなぁって思う方はこの曲を聴いて元気になってください。
あなたが思っている以上に世界は美しいんです。

楽曲データ
タイトル:ILLUSION
アーティスト:BIGMAMA
発表年:2017
収録:16th single『DOPELAND』

 

第5位:なんて歓喜に溢れた、世界の終末。

『No.9』BIGMAMA

自分最終日最後の夜は誰に会いにいこう?
ウン十億の全人類から迷わず君の元へ

第5位!歓喜の歌No.9』!
世界の終末をこれほどまで前向きに歌いあげた曲がかつてあっただろうか…!

実はこの曲、原曲はあのベートーベンが1824年に作曲した『交響曲第9番「歓喜の歌」』
彼の最後の交響曲です。おそらく皆さんも一度は耳にしたことがあるハズの超有名曲。
このクラシック曲『交響曲第9番』をビッグママがアレンジ
世界の終末を歓びの歌に染め上げます

余談ですが、この曲が収録されているアルバムシリーズ『Roclassick(ロックラシック)』にはこのような往来のクラシック名曲のビッグママアレンジバージョンが多数収められています。
その他の曲も是非聴いてみてください!

さて、『俯瞰show』では「世界の終わりなんてどうだっていい」と腐り切っていたビッグママですが…
この曲では世界の終わりを幸せに歌い上げてきました。
間奏の『交響曲第9番』パートなんてもう幸せ以外の何物でもない音色を響かせてきます。

武道館公演の一曲目、この曲の静かなイントロが流れた瞬間、武道館が歓喜に包まれたのを鮮明に覚えています…!

散々、「世界の終末を歌った曲」という説明をしてきましたが、
この曲が真に伝えたいメッセージは「今」だと思います。
いつか世界は終わるから、今を精一杯生きろ。そんな前向きなエネルギーが満ち満ちていますね。
「現実的に本日僕は ここで何してるんだろう?
余命幾ばくに関係無し後悔ない日々をmotto」!

「愛する人々を愛せる歓びを」。

楽曲データ
タイトル:No.9
アーティスト:BIGMAMA
原曲:ベートーヴェン『交響曲第9番「歓喜の歌」』
発表年:2014
収録:concept album『Roclassick2』

 

第4位:だって、未来は3秒あれば変えられるのだから。

『神様も言う通りに』BIGMAMA


たった3秒あれば僕たちは未来を変えていける

第4位!全力で今を走り抜ける青春賛歌神様も言う通りに』!!

まずイントロのバイオリンが気持ち良すぎる!
小刻みなリズムに気持ちを一気に高められます

「神様の言う通り」ではなく、「神様「も」言う通りに」しちまおうぜって曲。
「たった3秒あれば僕たちは未来を変えていける」らしいです。
そして、「3秒前の僕たちが背中を押してる」。
このフレーズ好き過ぎるんだよなぁ…

PVの高校生たちの幸せそうな雰囲気に癒されます。青春って素晴らしい。

底抜けに前向きで、休んでる暇なんてねぇぜ!ってなります。

悩んでないで動き出せ!
だって、未来は3秒あれば変えられるのだから

楽曲データ
タイトル:神様も言う通りに
アーティスト:BIGMAMA
発表年:2015
収録:6th album『The Vanishing Bride』

 

第3位:君の未来(はじまり)はいつも君の心(ここ)にある。

『Paper-craft』BIGMAMA


確かな鼻っ柱も 不確かなプライドも
全部綺麗に圧し折って君を運ぶよ

第3位!薄っぺらな神様Paper-craft』。
「紙」と「神」を掛けちゃってるんですね。

ビッグママ史上初の日本語詩で描かれた曲です。
「横から見るとみっとも無いから 僕はそれを誤魔化そうとして
心に1つ影を持つことで 二次元な自分を立体に見せた」
この洒落た言語センス表現描写が狂おしいほど好きでした

曲調は壮大そのもの。壮大な物語が添えられるに相応しい。
序盤から激しめの展開が続きますが、終盤のぶち上がり具合は異常です。
途轍もなく大きな感情の爆発が垣間見えました。

「適当ばっか並べてるんだきっと
叶えるだけの義理も義務もないから
原因と結果(すべて)は君が創ってるんだずっと
君の未来(はじまり)はいつも君の心(ここ)にある」

ひたすらカッコ良イんだよなこの曲は。

楽曲データ
タイトル:Paper-craft
アーティスト:BIGMAMA
発表年:2008
収録:2nd album『Dowsing For The Future』

 

第2位:生きるってきっとそういうことでしょう?

『the cookie crumbles』BIGMAMA


This is the life(生きるってきっとそういうことでしょう?)

第2位!嫌な事だらけの今を生きる僕らの行進曲the cookie crumbles』。

ビッグママ初期、全詩英詞のキラーチューンです。
ちらっと前述しましたが、実は初期の曲はぜんぶ英詞なんですよ。

とにかくバイオリンをはじめバンドの音色が気持ち良いこの曲。出だしからキレッキレ。

英詩だから意味なんて無いと思いきや日本語訳を見ると共感の嵐

そもそもタイトルの「cookie crumbles」というのは、
“That’s the way the cookie crumbles.”で”これが世の中というものさ”という意味。
なにか不幸なことが起こった時に諦めのニュアンスで扱われることわざのようなものです。

確かに生きづらい現代社会。
どれもこれも、嫌な事に思えてしまって仕方がない。
「でもねそんな最悪だけど当たり前の状況で
目の前にある小さな蕾が花を咲かそうとしているのに
気づくことができるのかどうかだと思うんだ
幸せってそんなもんでしょう?」

見方ひとつで物事は如何にでも変わる
それは良い意味にも悪い意味にも。
せっかくなら、前向きに強く生きていきたいじゃないか。
荒々しいメロディ、気迫迫る歌声に乗せて発せられる力強いメッセージ

散々な目に遭いながらも歩みを止めない金井政人を描いたPVも大好き。

「多分手を離すのは簡単さ
だけど背中の荷物が重ければ重い程
君はきっと強くなれる
君はきっと優しくなれる
君はきっと厳しくもなれる
君はきっと創造できる
その方がきっと頂上で笑えるから
生きるってきっとそういうことでしょう?」

私の人生のテーマソングにさせてもらいます。

楽曲データ
タイトル:the cookie crumbles
アーティスト:BIGMAMA
発表年:2007
収録:1st album『Love and Leave』

 

第1位:約束の歌。

『until the blouse is buttoned up』BIGMAMA

I’m singing this song all night long

第1位。『until the blouse is buttoned up』。

心に刺さった棘を優しく包み込んでくれた曲。

いつまでもいつまでも、私の大切な曲であり続けると思います。

楽曲データ
タイトル:until the blouse is buttoned up』
アーティスト:BIGMAMA
発表年:2012
収録:4th album『君がまたブラウスのボタンを留めるまで

 

以上!熱烈新米マザコンが精選した
ロックラシックバンド’BIGMAMA’厳選オススメ曲ランキングthe10でした!

1.until the blouse is buttoned up
2.the cookie crumbles
3.Paper-craft
4.神様も言う通りに
5.No.9
6.ILLUSION
7.母に贈る歌
8.春は風のように
9.俯瞰show
10.秘密

とりあえずこの10曲を聴いていただければ’BIGMAMA’の魅力に気付いていただけるはず…!!

今回ご紹介した曲たちのほとんどがベスト盤『BESTMAMA』にも収録されているので、
この機会に「マザコン」になってみようかなぁ…っておもったそこのあなた!
『BESTMAMA』からのマザコン入門がオススメです。

是非ぜひ、みなさんで「マザコン」になってしまおうじゃありませんか!!

…まだまだ語りたい曲は多くあるのですが、
すべて挙げていったらキリがないので厳選に厳選を重ねました…!
10曲に絞り込むのに本当に苦労しましたよ…

今回惜しくもランキング入りを逃したその他の曲の紹介もまたいつか!

それでは、次回の「theランキング」(いま考えた)でお会いしましょう。
次回!3大吉野シンゴ好きなバンド一角、昔っから大好きな’JUDY AND MARY‘特集(予定)!

では、良きマザコンライフを!